オリンピック100 コンパス
26ft-40ftのセーリングクルーザーに最適なフラッシュマウントタイプのコンパスです。旧オリンピック100と全く同サイズですので、新タイプへの交換は
簡単に行えます。
オリンピック100 |
品番 | モデル/タイプ |
64763C | ホワイト/ブラックカード コニカルカード |
64762C | ホワイト/ブラックカード フラットカード |
オプション/スペアパーツ |
品番 | モデル/タイプ |
17287E | スペアカバー |
62037E | 照明用LEDスペアバルブ12V/24V |
仕様諸元
カード径:100mmφ DC12/24V対応LED夜間照明 コンパスカバー付属 |
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コンパスの自差修正
船には、各種計器類、電気配線、鉄などの磁気に影響するものが数多くあって磁気コンパス付近の磁力線の方向は歪められており、コンパスの「北」が正しく磁北を指さない場合があります。この「コンパスの北」と「磁北」の角度のずれを「自差」と言います。そしてこの自差をなくすことを「自差修正」と言います。では磁気コンパスの自差修正はどのようにするのかですが、まずはコンパスに自差修正装置が付いていることが第一条件となり、自差修正装置が付いてない場合は自差の修正はできません。またレジャーボート用のコンパスの自差修正器は大型船の物とは違い完全に自差を取り除く事はできません。自差の修正は以下の手順で行ってください。なお自差修正ねじを回す場合は必ず磁気を帯びていないドライバーを使用してください。
①まずボートを真北(0°)に向けてコンパスが0°になるようにN - Sネジで調整します。
②次にボートを真東(90°)に向け自差があればE- Wネジを回して90°になるように調整します。
③次にボートを真南(180°)に向け、自差があればN - Sネジを回して自差の半分だけ調整してください。例えば自差が8°の場合は4°だけ調整します。
④次にボートを真西(270°)に向けて自差があればE- Wネジを回して自差の半分だけ調整してください。
※上記の自差修正を行ってもまだ自差が大きい場合は、上記の手順を最初から2−3回行ってください。もし自差修正をしても自差がかなり大きい場合は、コンパスの取り付け位置を変えるか、コンパスに近い磁気を遠ざけなければなりません。
※自差を完全になくすことは大変な作業になります。ある程度の自差は自差曲線を描くことでその都度修正して航海することができます。
※自差曲線とは、各方位で実際に何度自船のコンパスにずれがあるかを記録しグラフにしたものです。(左図)自差修正は自差修正士という職業があるくらいですから、簡単なようで非常に難しい作業です。個人で行うのはあまりお勧めできません。自差曲線を描いておき、その都度自差を修正し航海することをお勧めします。